【弱虫ペダル】インターハイは波乱だらけ!今後のレース展開を予想
自転車競技を題材にした本格的なレース漫画として知られる、「弱虫ペダル」は男子だけでなく若い女性からも絶大な人気があります。
高校生が部活動で多くの時間を使い、数えきれないほどの涙を流し、何度も喧嘩をして友情を深める、王道青春漫画です。
そんな弱虫ペダルの中で一番賑わいを見せるのが、高校生の部活において重要な「インターハイ」。
弱虫ペダルの世界におけるインターハイでは、実に多くのドラマが繰り広げられ、笑いと感動が読者の胸に残りました。
ここでは、弱虫ペダルのインターハイのエピソードを振り返り、今後の展開予想などについて紹介していきます。
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1.弱虫ペダルのインターハイ1年目のエピソード
弱虫ペダルの特徴は時間軸が止まっておらず、主人公を中心として年を取っていく点にあります。
最初は高校1年生だった主人公の小野田坂道は、1学年進学し高校2年生として新しい環境に身を置くことになるのです。
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それと同時に周囲の人々の環境も変化し、小野田坂道が入部した当初、高校3年生だったメンバーは退部し卒業しています。
このように部活動に携わる人々が変わるため、同じ展開が二度とないのが弱虫ペダルの注目するべき点と言えるでしょう。
さて、主人公の小野田坂道が1年生のとき、はじめてのインターハイに参加しました。
簡単になりますが、1年目のインターハイのエピソードを振り返っておきますね。
@ インターハイ1年目:1日目の成績とハイライト
弱虫ペダルの世界で行われるインターハイは、実際のロードレースの大会とは違い特別ルールによって進みます。
3日間の開催で、最終日に一番最初のゴールした高校が総合優勝という分かりやすい仕組み。
では1〜2日目は手を抜いても関係ないのかといえばそういう訳ではなく、2日目以降は着順スタートとなりますし、個人1位がゴールしてから40分以降のゴールは足切りとなります。
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ですから1日目から戦略や勝負の駆け引きが重要となるので、単純に速い人が多ければ有利という訳ではありません。
どの高校にも優勝する可能性が残されているので、多くの読者が興奮と感動を覚えているんですね。
主人公の小野田坂道の視点で物事が進むので、彼が1年生の時のインターハイを「インターハイ1年目」と表現されます。
その1日目の結果は、以下の通りです。
- スプリントリザルト:田所(総北)
- 山岳リザルト:東堂(箱学)
- 総合優勝:金城、福富、御堂筋の3人同着(総北、箱学、京都伏見)
ハイライトは何といっても、主人公小野田が転倒したものの、チームへ追いつくために奮闘し100人抜きという偉業を達成した点にあります。
主人公特権という訳ではなく、彼がいかにクライマーとしての素質を持っているかが、転倒からの大躍進で読者は気付きました。
最後まで特に目立つ所もなかった、御堂筋が一気に優勝争いに名乗りを上げ、最終的に同着優勝という結果をもたらしたのです。
各々が持つ潜在能力、そしてロードレースの面白さが十分に分かる1日目でした。
A インターハイ1年目:2日目の成績とハイライト
インターハイ2日目は序盤から波乱の展開が続き、誰も先が見通せない状況となりました。
2日目の結果は以下の通りです。
- スプリントリザルト:御堂筋
- 山岳リザルト:御堂筋
- 総合:福富
1日目でスプリントリザルトを獲得した田所が、不調のためスタートできず茫然と立ち尽くします。
そこに小野田が合流し、彼を励ましながら最終的に総北は全員揃うことに成功しました。
ハイライトは総合優勝をかけた争いで、金城が2位に滑り込み、御堂筋が3位になったところ。
御堂筋はスプリント・山岳ともにリザルトを獲得し、高校のプライドを守る大活躍をしましたが、歯を掛けて戦意喪失。
3日目には出場しないことを明言したのでした…。
B インターハイ1年目:3日目の成績とハイライト
インターハイ3日目は、総合優勝が決まる大一番。
高校のプライドはもちろんですが、自身の力がどれだけ通用するかについて大きな意味を持つと言えるでしょう。
また3日目は、高校3年生にとって泣いても笑っても最後の大会になるため、感動が次々と読者に襲ってきます。
3日目の結果は以下の通りです。
- スプリントリザルト:新開
- 山岳リザルト:今泉
- 総合:小野田
高校3年生の金城や荒北などは途中棄権となり、有終の美を飾ることはできませんでした。
ハイライトは何といっても、総合優勝を小野田と真波というライバル同士が対決したところ。
ここで涙を流す読者はとても多く、最終的には小野田が優勝をした訳ですがこんな予想をした人は誰もいません。
それだけ主人公の小野田が勝てる要素を見出すことはできず、他に実力者、優勝候補がゴロゴロいたからです。
劇的な結末で1年目のインターハイは幕を引くことになりました。
2.弱虫ペダルの2年目や3年目のインターハイの予想
弱虫ペダルは時間軸が進行しており、2017年現在で主人公は高校2年生になっています。
そしてインターハイの真っ最中であり、1年目で総合優勝した小野田はどんな活躍を見せるのか楽しみですね。
2年目のインターハイは栃木県宇都宮市で開かれ、1日目の総合優勝は葦木場となり、箱学がカラーゼッケンを独占しています。
2日目については、総合優勝が御堂筋で、インターハイで単独ゴールをしたのはこれが初めてです。
では、3日目の総合優勝、つまり全国で1番強い高校に選ばれるのは、どこになるのでしょうか?
まだレースは続いており、優勝がどこになるのか見当もついていません。
しかしながら、大方の予想としては、箱学が3日目も優勝してインターハイを制するのではないかとしています。
というのも、総北がかすむほど、圧倒的な力を手に入れており他の追随を許さない力強い走りを見せているからです。
しかしロードレースは落車というトラブルが起こりやすく、そうしたリスクを冒した走行も駆け引きの一つとなります。
何が起こるか全く分からないのは、1年目のインターハイを見れば明らか。
主人公の小野田が2年連続の総合優勝で2冠を達成する可能性は、否定のしようがありません。
では、まだかなり先の未来になりますが、3年目のインターハイ、つまり小野田の高校最後はどのような結果になるのでしょうか?
総北と箱学の一騎打ちか、それとも第三勢力が躍進してくるのかについて、正確に把握しているのは作者のみ。
どう転ぶか分かりませんが、ファンの間では以下のような展開になるだろうと予想されています。
- 箱学のエースが落車で負傷し小野田が総合優勝する
- 第三勢力が躍進し総北とアツい争いを繰り広げるが、最終的に総北が勝利する
- 小野田が怪我で欠場し涙ながらに応援する側に回る
- インターハイへの出場ができず小野田はそのまま卒業して最終回となる
主人公が総北の小野田坂道なので、3年目のインターハイは彼にとって高校最後の大舞台。
恐らくは主人公を中心とした展開になるとは考えられますが、作者がどのような形でインターハイを盛り上げるのかは不透明。
まさかの主人公が登場しないという点も、考慮から外す訳にはいきません。
3.弱虫ペダルのインターハイがつまらないと指摘される理由
毎週アツい展開が続いているインターハイですが、1年目は読者が手に汗握る展開が続き感動が波のように押し寄せてきました。
1年目の3日間があったからこそ、弱虫ペダルは人気に火が付き様々なメディアミックスを実現したと言っても過言ではありません。
主人公の小野田坂道が進級し2年生になった、2年目のインターハイが開催されていますが、読者の間からは「つまらない」と指摘される回数が急増しています。
あれだけ感動の嵐だった1年目とは対照的な反応ですが、何が読者の心を冷めさせているのでしょうか?
様々な指摘がありますが、圧倒的に多いのは、「去年のインターハイと変わらない展開になっている」という点です。
去年と全く同じ展開で、一部からは「コピペ展開」なんて批判が巻き起こるなど、前にも見たパターンがいくつも散りばめられています。
新しい要素が入る訳でもなく、人が変わっているだけで展開が同じなため、読者が飽きてしまっているとのこと。
そのため、「どうせ2年目のインターハイの優勝は小野田でしょ」という意見はSNSなどを中心に数多く見られています。
パターンが同じというのが、インターハイをつまらなくしている理由だと指摘されています。
まとめ
ここでは、弱虫ペダルのインターハイのエピソードを振り返り、今後の展開予想などについて紹介していきました。
弱虫ペダルの世界で最大のレース大会、「インターハイ」は毎回大きな盛り上がりを見せています。
1年目は主人公の小野田が初登場し、数多くの強敵と名勝負を繰り広げながら3日目の総合優勝を小野田が決めるという、誰も予想できないアツい展開となりました。
2年目はまだ途中で、3年目は開催すらされていませんが、ファンは様々な予想をしており楽しんでいるのです。
しかし中には、1年目のインターハイと同じ展開で飽きたとの声もあり、それぞれが考える弱虫ペダルの印象は違っています。
今後もインターハイは続いていきますので、どのような結果になっても読者を楽しませてほしいですね!