【弱虫ペダル】御堂筋の過去が悲惨!性格や言動、エピソードまとめ
高校の自転車競技部に焦点を当てた異質の漫画として知られ、様々なメディアミックスをしているのが、「弱虫ペダル」です。
高校生とは思えないスタミナや技術を駆使し、勝利に拘りを強く持っているキャラクターとして知られる御堂筋は人気があります。
そんな御堂筋ですが、性格に問題があったり言動が独特的なのをご存知ですか?
実はそこには、いくつかの理由があると予想されファンの間でも大きな話題となっているのです。
ここでは、御堂筋の性格や言動が独特な理由の予想や、エピソードなどについて紹介していきます。
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1.弱虫ペダルの御堂筋の性格や言動が独特な理由とは?
弱虫ペダルに登場する御堂筋は、京都伏見高校に入学した1年から強引にエースになるなど、実力はかなりのもの。
それだけでなく、とにかく勝利に拘る姿勢は周囲の部員に対しても影響力を与え、精神的な面でもチームを引っ張っています。
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そんな御堂筋ですが、性格や言動がかなり独特な点に気付いている人は多いでしょう。
彼がそうした性格などをしているのは、以下に挙げる可能性が指摘されているので、紹介していきますね。
@ 人に負けるのが大の苦手で苦痛だから
御堂筋はとにかく勝利に拘る性格が、至るところで確認されておりレース中はそれがより顕著です。
こうした性格を出している理由として、「人に負けるのが大の苦手」であると予想されています。
これは単なる"負けず嫌い"ではなく、それよりも激しい精神的な苦痛を受けるもので、「勝たないと人生が終わる」ほどの脅迫概念を持っているのだとか。
自転車競技はスポーツであり人生の勝ち負けを表していると、御堂筋は強く感じており、レースに負けることは自身の存在を否定されるようなもの。
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人間は生きている事に関して、周囲から否定されたり拒絶されるのを一番怖がるため、誰もが命が危険に晒される可能性がある所では怖さを感じるのです。
御堂筋は自転車競技に負けることに、より強い恐怖心を抱くため、勝利にとことん拘り、チームメートには絶対に自分の考えを遂行してもらうとしています。
そうしなければ勝利に近づくことは出来ませんし、それは御堂筋にとって人生を自分自身の生き方を否定されるからです。
そのため、御堂筋は極端に勝ちに拘り続けると予想されています。
A 弱い自分を隠すために相手をけなす言葉を投げる
御堂筋は勝ちに拘るだけじゃなく、他人をけなすような言葉を投げる描写が頻繁に見られます。
チームメイトや先輩などに、「ザク(雑魚で量産型)」という言葉を心の中で吐いたりし、他人を軽蔑するような所もあるのです。
しかし彼の過去を見ると、心優しい性格をしていることが伺えるので本来の彼を表現していないのは事実。
ですから、「弱い自分を隠すために相手をけなす言葉を投げる」のだろうと予想されています。
- 本当の自分を誰にも見られたくない
- デリケートな部分には誰も侵入してほしくない
- 誰にも侵入されたくない記憶がある
- 全てをさらけ出すことは耐え難い苦痛になる
弱い自分を出したくない理由としては、上記の点が考えられていますが、こればっかりは御堂筋にしか分からない部分。
相手をけなすことで、自分にプレッシャーを与え必ず勝利をしなければならないとの、強い気持ちを抱く為との説も浮上しています。
それでも彼にザクと言われても、先輩ですら特に不快感を際立たせていない点に疑問を感じる人も多いのではないでしょうか?
恐らく、それだけ御堂筋がレースに強く彼の戦略は見事だと、周囲が実感しているから誰も言い返せないんでしょうね。
B 現実をよく知って客観的に状況判断できるから
弱虫ペダルに登場する御堂筋は、勝利に拘り実力が何よりも重要である点を認識しています。
周囲からの評判を下げようと、相手を挑発したり、たとえ見方を駒扱いして切り捨てたとしても勝利を目指す姿勢が彼の持ち味。
こうなってしまった背景について、ここまでいくつか予想を紹介していきました。
ここではもう少し違った見方から、彼の性格や言動が特徴的な理由についてファンがどう予想しているのかを見ていきましょう。
御堂筋はキレイ事を一切好まず、友情や努力といった点をやけに讃える他者に対して、「キモイ」と一蹴。
確かに勝利するには実力だけでなく、他の様々な要素が複雑に絡み合う可能性は否定できません。
しかしながら、御堂筋はその点を完全に否定していますが、これは自身が色々と経験してこなければ結論できないところ。
つまり、御堂筋は「現実をよく知り、客観的に状況判断できる」ため、綺麗ごとに関して一蹴する態度を取るのだろうと予想されています。
御堂筋をよく観察していると、周囲の状況を把握し客観的な判断をしている点に気付きます。
もしかしたら、弱虫ペダルのキャラクターの中で一番強い存在かもしれませんね。
2.弱虫ペダルの御堂筋が退部しようと決断しかけたのは何故?
弱虫ペダルの御堂筋は、勝利に拘る姿勢が誰よりも強く、勝つためなら味方すら駒に使うほどの人物。
そんな彼が一度、自転車競技に絶望して退部しようと決断しかけた事があります。
それはインターハイ二日目に、金城・福富との争いで敗れた時です。
本気で退部をしようと考えましたが、その夜に小野田と出会い自身がロードレースを始めた頃の自分の姿が重なりました。
そして退部をとどまりレースを続行し、三日目も素晴らしい走りを見せ大会を大いに盛り上げます。
ここは勝利への拘りが強すぎて、敗れた事で退部を考えたとの理由が主流となっていますが、ファンの中には納得していない人も多いです。
というのも、何度も彼はロードレースで敗れてきたはずで、絶対王者との位置づけではありません。
もし1度の勝負で退部を考えるほどまでに思いつめるのなら、遠くにロードレースを辞めていたでしょう。
そうはなっていないので、勝負に敗れたことが退部をしようと考えるまで思いつめたのではないと、考えられています。
本当の理由として考察されているのは、「自分のやり方に嫌気が差したから」というもの。
御堂筋は他人を挑発してでも、仲間を駒に使ってでも自分が一番最初にゴールしようとしていました。
しかし、それでも敗れてしまったので不甲斐なさと同時に、卑怯なやり方をする自分に嫌気が差したと考えられます。
そのため、もう自転車競技を愛しているとは思えなくなり、退部を決めかけたところ、小野田と出会い考え方が変わった…。
このような考察で彼を見るならば、あそこまで追い詰められたのも頷けるのではないでしょうか?
3.弱虫ペダルの御堂筋に隠された感動のエピソード
弱虫ペダルの御堂筋は、とても不思議なキャラクターであると同時に実力は十分なので人気のあるキャラクターです。
そのため過去に何があったのかが語られる場面もあり、そこから大変な過去を背負っていたと判明しています。
また、彼のは単なる過去編ではなく読者から、「21世紀に入って最大の感動エピソード」なんて表現されるほどの人気。
簡単ですが、御堂筋の過去のエピソードを振り返っておきますね。
御堂筋が自転車を使って移動するようになったのは、幼少期の病院通いがキッカケです。
病弱の母親を見舞うために、山向こうで入院している母のところへ毎日自転車で通っていました。
母親から自転車について褒められ、それが今のスタイルにもなっている軽量化された、彼にとって少し不自然な自転車を使用しているキッカケです。
御堂筋が唯一愛していた母が夭折したことは、彼の人生観を大きく変えたに違いありません。
母が褒めてくれた自転車に乗り、そしてレースで優勝することで母が喜ぶと理解した彼は、今のスタイルである勝利に執着する性格になったのではとも言われています。
今の性格から分かるように、彼は中学時代から不器用で友達作りも難航していました。
そのためクラスメイトから、軽いイジメを受けていましたが、御堂筋自身も病弱であったことからろくに仕返しできずにいたのです。
自転車を愛するようになったキッカケ、勝利に拘る性質、さらには現在の性格や言動は、全て彼が過去に経験したエピソードにヒントが隠されているとも言われています。
21世紀に入って一番感動するエピソードかは、読者の感じ方によりけりですが、大変な人生経験を積んでいたのは事実ですね。
まとめ
ここでは、御堂筋の性格や言動が独特な理由の予想や、エピソードなどについて紹介していきました。
御堂筋は勝利に拘る性格や、相手をけなす言葉を投げかけるのは、本当の自分を隠している可能性があると予想されています。
また勝利をしなければ人生が否定されたり、夭折した母を悲しませるなどと感じ、勝利しなければならないとの脅迫概念があるとも指摘されているのです。
御堂筋は悲しい過去を背負っており、彼という存在を形成した要因になっているとも考えられるので、複雑な背景を背負っている分、感情移入しやすいことからファンが多いのでしょう。
今後も小野田の良きライバルとして、大活躍が期待されているので目が離せませんね!